「整骨院」というところに皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか?!
「整骨」を広辞苑で調べてみると ほねつぎ 接骨 とありました。
けれど実際は、ほねつぎとか接骨というイメージとは全く違います。
私は今年の5月末から今月10日まで『景山整骨院』へ通い、なんと
20数年来のお付き合いをしていた腰痛から開放されたんです!!
この腰痛という厄介なお友達とは、これからずっと生涯お友達で、
縁を切るなどということは不可能なことと正直諦めていました。
それが景山マジックにより、その痛みから解放されたのです~☆
私の腰痛はもう慢性になっていました。
ストレスだったり、寒さによる冷えだったり、
仕事や生活習慣により、腰に負担をかける事が多くなっていました。
もちろん加齢によるものも当然あると思います。
発症した時は良いと言われるあらゆる治療を試みましたが、
酷い痛みからその時は解放されても、慢性の鈍痛は残り
もう「何をしても無駄」と諦めざるを得ませんでした。
そんな私に景山整骨院を薦めて下さる方がありました。
珈琲屋吹野から歩いて数分のところにあります。
とても元気印の院長と個性豊かなスタッフが醸し出す
その雰囲気も心地良く、半年間通院し12月10日41回目の通院で
漸く院長の卒業許可証を戴きました~☆♪☆
治療は患部への電気治療とホットパックそして院長の施術です。
初診時は、痛くて真っ直ぐに立てない状態で登院したので
ホットパックではなく、アイシングといって炎症を起こしている患部を
冷やすことから始まりました。
最初の一週間位は毎日通いテーピングをして貰ったり、
サラシを巻かれた日もありました(^^)
「腰痛」といってもその人その人によって症状は様々で原因も違います。
その一人一人の症状に院長はきちんと向き合い、
どうしたらその痛みを和らげ取り除く事が出来るかと真剣に取り組んで
日々の生活での改善すべき事のアドバイスもしてくれます。
症状に合ったストレッチなどの指導もしてもらいました。
夏の終わり頃には腰痛は殆ど改善されていましたが、
今年2月頃から始まった原因不明の右足の痺れがどうしても取れず
院長も当初から痺れの治療は難しいと宣言されていたのですが、
日々の治療でその原因と思われる患部を院長が察知してくれたと感じたので、
そろそろ卒業ですねと言われても、もう少し治療を続けて欲しいと食い下がり
治療を続けて行くうちに、なんと痺れが薄れていったんです!!
そして、12月10日、晴れて卒業となったのです~☆♪☆
景山院長、まだ35歳ですが、とても頼りになる人にめぐり会え
本当に感謝しています。
お年寄りから子供まで、患者さんの年齢層は幅広いですが、
それぞれへの対応も上手く、確かな腕を持っている男性です(^^)v
とてもユニークな女の子真壁ちゃんとの施術中の会話も愉しかったし、
受付と電気治療をしてくれる冷静沈着でクールな吉田くんも好青年で、
半年間愉しく治療に通わせて戴きました(^^)/
体の不調に困っている方々に紹介し、とても喜ばれています。
体調不良でお困りの時は景山整骨院、おすすめです!!
この頃の気象予報は、何だか恐ろしい名前が多くなりましたね!
今日の予報は「爆弾低気圧」と・・・・・
こんな日はなるべく外出しないように・・・という注意もあり、
今日が定休日で良かったと思いながらご無沙汰していたブログを
更新すべく、久々にパソコンを開いたところです(^^)
ひと月も更新を怠っていた為、元気かと心配して来て下さった方も
あり、大変申し訳ないことをしてしまいました。ごめんなさい!!
さて、珈琲屋吹野の近況ですが、10月初めにレジが壊れたという
ご報告をさせて戴きましたが、11月から新しいレジを導入しました。
これは今までのレジとは比べ物にならない、ごくごく普通のレジなので
音も以前のSWEDAとは比較にならない静かな機械音で淋しい限りです。
代金を受け渡しするトレイも、それまではレジの上に置いていたのですが、
新しいレジにはそのスペースがありません。
その様子を見かね「そのレジのカバーを取引先の家具職人に頼んだから、
ちょっと待っててね~♪」と、
いつも吹野の事を気にかけてくれるNさんが言うのです!!
私も何かこのレジに被せる箱のような物がないかと
ホームセンターなどで探してはいたのですが、
適当な物が見つからず、どうしたものかと思い悩んでいたところでした。
そんな時にNさんの思いも寄らぬ申し出に驚き、そして喜びました。
早速その業者さんを伴い来店、そしてサイズを測り帰られたのですが、
なんと12月1日にそのカバーが出来上がってきました!!
年内に間に合えば・・・・・くらいのお話だったのがこんなに早く、
そして、一番驚いたのは、簡単にサイズを測られただけなのに、
形も色も大きさもぴったりのものが出来上がってきたことです!!
それは発注してくれたNさんの想いが詰った作品だからだと思いました。
釘も接着剤も使うな!!とか素材の拘りも色についても
Nさんがきちんと業者さんに伝えてくれていたからでした。
桐で出来たその囲いは何の違和感も無くずっとそこに居たというように
お蔭で以前のレジと遜色ない姿となり吹野の内装に溶け込んでいます。
本当に有り難い事です!!
また吹野はお客様の計らいでその趣を保つ事ができました。
感謝以外の言葉がみつかりません!!
Nさん、本当に、本当に ありがとう~☆☆
鳥取、島根 両県の警報も解除されました。
大きな被害無く、何よりです(^^)
16日からは、恒例の 種ゆかりさんのテディベア展が始まります。
今年はどんな熊さんたちがやって来るのか愉しみです。
25日まで開催していますので、是非可愛いベアに会いに来て下さいね☆
ずっと愉しみに待っていた「のんびり雲」が届きました(^^)
「のんびり雲」とは
以前「キャンパス取材」というブログでお話した
島根大学短期大学部総合文化学科の学生さん達が
製作している文化情報誌で、今回は第6号です。
その、特集「喫茶店」で紹介される5店の中の1店に光栄にも
「珈琲屋 吹野」を載せていただいたのです(^^)
3頁にも及ぶ写真と文章は読み応えありました。
あの取材の日、私が機関銃のように語った珈琲屋の30年間を
文化資源学系二年生の吉田衣里さんが上手に編集してくれました。
取材時に感じた、今まで受けた取材とは違う学生さんらしい
素人っぽさが可愛く、私にはとても新鮮でした。
物語はここから始まった。
珈琲屋 吹野(米子市)
こんな素敵な添え書きをつけて戴いていました。
そして取材を受けた時には思いも寄らない出来事・・・・・
珈琲の師、東京のマスターとの再会と別れが一度に訪れたことを、
8月のブログ「偲ぶ」を読んで綴られているような温かさがあり
読みながら涙が溢れました。
私が取材では伝えられなかった一言も最後に加えて下さり、
本当に細やかな配慮を戴いていることが感じられました。
この冊子も、東京のマスターに見せたかった・・・・・
きっと喜んでくれる、そんな物語に吉田衣里さんがしてくれました。
大塚先生、吉田衣里さん、ありがとうございました。
これまで、珈琲屋吹野のことを新聞、雑誌、テレビ、ラジオ等で
紹介して戴きましたが、30年間のお客様との物語に着目して
綴って戴いたのは、これが初めてのことだと思います。
それは私にとってかけがえの無い財産であり、宝物です。
珈琲を美味しいと言って戴くことも、お店の雰囲気を褒めて戴くことも
どれも嬉しい事ですが、私にとって吹野を愛して下さるお客様たちが
とても素晴らしい方々だということも大きな自慢です(^^)
『のんびり雲』 第6号 2012 を
天国の珈琲屋マスターへ捧げます 合掌
それは10月8日の午後4時頃のことでした。
珈琲を飲み終えお帰りになるお客様が
レジの前に来られお会計をしようとした時でした。
いつものようにレジの金額を押し右のRのキーを
押そうとするのですが動きません!!
その前のお会計の時は動いたのに・・・です!!
そのRが動かない事にはお金が入っている
引き出しが開きません!!
すぐにその異変に気付いたお客様は
お釣りが出ないと察してくださり
お財布の中の小銭を捜してこの苦境を乗り越える
手助けをしてくださり事無きを得ました。
さてそれからです!!
何とか引き出しを開けねば!!と試行錯誤
あっちやこっちをガチャガチャやってみるのですが、
引き出しは堅く閉じたままビクともしません・・・
8日は祝日でお休みかとも思いましたが
レジを購入した事務機屋さんに電話してみました。
案の定応答ありません・・・
吹野のレジは人気者でした(^^)
SWEDAというドイツのメーカーの古い機種で
昔のタイプライターのようなキーが並び
お会計の度毎にガシャガシャと大きな音を立てました。
60代以降の方々は「懐かし~い」と仰り
若い方々は「わあ~凄い!!何コレ?!」と
驚きの声をあげ、時には「そちら側を見せてもらえますか?!」
と操作する私の側を見たいと仰る方も沢山いらっしゃいました。
翌日事務機屋さんに再度電話をしたのですが、
やはりSWEDAを修理できる方は
もういらっしゃらないという返事・・・
購入した当時(31年前)で既に古い機種でしたから、
そのメンテナンスをできる方も当時その方ひとりだけでした。
予想通り、このレジを修復することは無理・・・という事に
がしかし、中に残っているお金は取り出さなければと
心当たりの頼れる方々に何人か連絡させて戴きました。
忙しい中駆けつけて下さったIさんもその機種の古さに唖然!!
ネットで検索して下さったIさんの報告によると
SWEDAという会社はもう無い、しかも倒産の理由が
故障しないレジの製造をしていたからという皮肉な話で・・・
そうなんです
吹野でも一度も壊れる事無く30年以上も働いてくれたのです。
数年前から油切れかと思われるような音を立ててはいましたが
ずっと動き続けてくれていました。
壊れないから倒産・・・とは、あまりにもせつない・・・
これまでずっとこのレジを愛して下さったみなさん
大変申し訳ありません!!
新しいレジを購入しましたが、このSWEDAを処分できず
暫くは店内に置いておこうと思っています。
長い間ありがとうSWEDAくん
夏の間暫く姿を見なくなり、どうしていらいらっしゃるのかと
気になっていた旭さんが久し振りにお出でになりました!!
車椅子のお母さんの姿が窓の外に見えたのでお迎えに出ると
お変わりないお母さんの笑顔(^^)
ちゃんと聞き取れる声で「コーヒー」と仰ったと息子さんが
嬉しそうに仰りながら車椅子を慣れた手付きで店内へ・・・
その時窓際には若夫婦と赤ちゃんがいらっしゃいました。
息子さんが遠慮がちに「すいません、お騒がせします・・・」
と会釈されるとその赤ちゃんを抱いた若いお母さんが
「こちらこそ、いつお騒がせするか解りませんから」と
赤ちゃんがいつ泣き出すか解らない事を予め詫びられ
お若いのにデキタお母さんだな~と感心しながら聞いていました。
とても社交的な旭さんの息子さんがお母さんの若い頃の写真などを
その若夫婦に観てもらいながら自然に会話が生まれていました。
初対面なのに何だか一組の家族のようでとても微笑ましい光景でした。
するとその若いお母さんは子供を抱いたままそっと
旭さんのお母さんの車椅子の傍に歩み寄り、
旭さんのお顔の近くに赤ちゃんを近づけ「こんにちわ~」と
話し掛けて下さったのです!!
なんと気の利くひとでしょう!!と私は感激し、
思わず「ありがとう」と声をあげてしまいました。
勿論旭さんの息子さんも同じ感動をされたと思います。
若いお母さんはニコニコしながらその近づけた赤ちゃんの
小さな手を取り旭さんのお母さんの方へそっと差し出して
またこんにちわ~と声掛けて下さったその時旭さんが
ゆっくり手を動かし、その赤ちゃんの手に優しく触れられました。
思わず息子さんと私は歓喜の声をあげてしまいました!!
お年寄りが子供や動物と触れ合う事はとても良いと言われています。
実際旭さんのお母さんはとても穏やかな表情を浮かべられました。
若いお母さんのその配慮が私たちは嬉しくてたまりませんでした。
その上そこへ主治医の先生まで登場されたからもうビックリ!!
なんて今日は良い日なんだろう!!と息子さんは感激の声をあげられました。
私も本当に素敵なシーンを見せて戴けたと胸熱くなりました(^^)
まるで映画のシナリオのようなでき過ぎた出来事でした。
そんな心憎いことをしてくれた若いお母さんは高校生くらいの頃から
よく見かけた女の子でした。
母になった姿を見たのはその時が初めてだったと思います。
やっばり吹野のお客さんは凄い!!と改めて誇りに思いました。
さて、毎年恒例になりました服部麻知子さんの
染織教室の生徒さんの作品展を
今年も開催致します!!
12日(金曜)から24日(水曜)まで
今年はどんな作品が並ぶのでしょうか?!
私も愉しみです(^^)
一年間の集大成となるひと織りひと織り
思いを込めた織物をご覧戴きたいと思います。
どうぞお出掛け下さいね!!
お待ちしています~☆