「母の日」

  • 投稿日:
  • by

昨日は「母の日」でした(^^)

みなさん、お母さんに何か感謝の気持ちを贈りましたか~?!☆

毎年母の日の吹野へは、何組かの母娘がおみえになります。
お母さんへの感謝の気持ちとして「珈琲とケーキ」をご馳走するためです~☆♪

昨日も父と娘で母へ洋服をプレゼントした後、吹野でご馳走しようと、
仲良く来てくれた家族がありました。

お母さんにご馳走するはずだった「苺のチーズケーキ」でしたが、
横からお父さんが「なんだ~お母さんだけか・・・」と淋しそう(・・)
「じゃあ1ヶ月早いけど、父の日も一緒にしてあげるよ~(^^)」と
娘が配慮し、平和に3人でケーキを食べる事に相成りました~☆☆☆

めでたし~めでたし~(^^)v

もう一組は、20歳代の女の子と、70歳代のご婦人。
親子でも、孫でもないような雰囲気でした。

そのご婦人の方は、何度かおみえ戴いたことのある方で見覚えがありました。
女の子は、そのご婦人に初めて連れて来て貰った、という風で、
入って来るなり「わぁ~☆すてき~♪☆☆」と瞳が輝きました~(^^)

そして、暫く歓談の後、お会計にレジの前に立たれたご婦人が、嬉しそうに
「今日は彼女がご馳走してくれるそうなんです~(^^)」と笑顔。
笑顔で応える私に「彼女は教え子さん・・・なんです~(^^)」
と言い添えられたのでした。
「教え子」に「さん」を付けられたところが、このご婦人の「奥床しさ」
と私は受け取りました(^^)

学校の先生・・・という感じではなく、
何かお稽古事の師弟関係のようにみえました。

「ここがとても気に入ったようです~」と微笑まれるご婦人。
連れて来た人がそこを気に入ってくれると、とても嬉しいものです(^^)
そんな想いが伝わって来て、私も嬉しかったです~(^^)☆

彼女はもしかして、「母の日」に共に過ごすべき人を
もう亡くしてしまっているのかもしれない・・・
それで、母のように慕う人にご馳走しようと思ったのではないでしょうか~?!

ふと、そんな気がしました・・・

私もここ数年は「母の日」には「ケーキ」をプレゼントすることにしています。
昨年は、朝までは憶えていたのに、ついうっかり忘れて帰り、
大変な不興を買ってしまいましたので、今年は絶対忘れまいぞ~!!
と一日中頭の中で「ケーキ」「ケーキ」「ケーキ」と反芻し続け、
帰路忘れることなく購入し、事無きを得ました~(^^)/☆

「横田っ子」さんとも、「ワイン」の話に花が咲き、
またまた意外な共通の知人があり、お話するのがまだ2回目
とは思えないくらいの愉しい会話になりました~☆

ワイン(葡萄)の収穫祭、愉しみになりました~(^^)

夜空の星☆

  • 投稿日:
  • by

昨日、訃報が届いた。
劇団民芸の大ベテラン女優の北林谷栄さんが
4月27日午後8時40分に永眠されたと・・・・・

私の中では、「となりのトトロ」(1988)の
サツキとメイが引っ越した田舎で出会う優しいおばあちゃんの声
として、印象深くこころに残っています。

「となりのトトロ」はジブリ映画の中でも特に好きな作品です。
今でも、新緑の季節に、こんもりした杜を見つけると、
「もしかしたら、この中にトトロがお昼寝してるかもしれない~☆☆」
などと想像してしまうくらいに好きなトトロ・・・

メイがおばあちゃんと畑で野菜を収穫するシーンの
あの温かいおばあちゃんの声の主が、北林谷栄さんでした。
何ともいえない独特の「方言」が、北林さんの味わいのある人柄となり、
故郷にこんなおばあちゃんがいたらいいな~と、私は大好きでした。

20代の頃からおばあちゃん役が多くなり、
その役作りの為に前歯を抜く、という凄い役者魂の人でした。

2002年の「阿弥陀堂だより」が最後の作品になったようです。
私はまだ観ていないので、いつか北林さんを偲びつつ拝見したいと思います。

ジブリ映画といえば、新作「借りぐらしのアリエッティ」が
完成したと訊き、愉しみにしているのですが、
先日お客様から「これ読んでみて~☆」とお借りした本があります。

それは上橋菜穂子著『狐笛のかなた』(新潮社)という
すこし擦り切れた文庫本でした。

最初の一頁を読んだだけで、私はすぐに「これはジブリ映画だ~(^^)v」
と感じました。

児童文学を書いていらっしゃる方なのですが、
これは大人の「ファンタジー」だと思いました。

作家の宮部みゆきさんが、こんなふうに書き添えていらっしゃるので
紹介させて戴きます。

『この美しい幻のような物語は、本来は子供たちのために書かれた
児童文学です。
でも、こんな面白い本を子供たちだけに独占させちゃうなんて不公平だわ!!
大人にも読ませて下さいよ!

一般に子供たちのための物語と呼ばれる文芸作品には、実は大人にとっても充分に
面白く楽しく得難いものがたくさんあります。
私たち大人も昔は子供だったのです。

本書は「物語なんてみんな都合のいい作り話じゃないか!」と考えている子供たち
のための物語です。
「物語なんてとうの昔に置き去りにして来た、きれいな夢だよ・・・」
と考えている大人たちの物語です。』


いつか出会いがあれば、この本を手にとってみて下さい。

最後に、夜空に煌めく星になった北林谷栄さんのご冥福をお祈りし、
今夜は、またひとつ増えたであろう星を見上げたいと思います。

 


 

ふるさと

  • 投稿日:
  • by

「連休は営業していらっしゃいますか~?!」と
お問い合わせ下さった「米子三中さん」が、
昨日、福岡から帰省され、ご来店下さいました(^^)

中学の時までを米子で過ごし、今はお仕事で福岡へ。
ご実家も今は松江とのことで、米子は帰省というより、
幼い頃の思い出の地・・・のようです。

入ってこられてすぐに、「久し振りなのに、なんだか
久し振りって感じがしないんです。ずっとブログを
拝見させて戴いているので、ここ珈琲屋吹野の日々を
一緒に観ているような気がしているからでしょうね~(^^)」と。

ブログを始めて良かったと思うのは、こんな風に離れている方々と
「繋がる」喜びだとつくづく思います。

吹野でのお客様との会話や出来事を手に取るように感じてくださり、
まるで自分もその場に居るような錯覚に陥ってしまうと言われると、
私がブログで伝えたいと思っている事がちゃんと伝わっている
ということが確認出来たようでとても嬉しくなります。

連休中はとても静かで、角盤町は人通りも少なく、閑散としています。
なので「米子三中さん」がいらして下さった時も、
ゆっくりとお話する事が出来ました。
私もこの店を褒めてくださる方には、ついつい饒舌になり、
たくさんお話をさせて戴き、愉しいひと時を過ごす事が出来ました。

それは忙しいに越した事はありませんが、お客様とじっくりお話をする
そんなひと時も、この仕事をしていての愉しみな時間でもあります。

「米子三中さん」はエンジニアさんなのだそうですが、
美味しいものを食べるのが大好きで、福岡でも美味しいお店を探して、
あちこちお出掛けになっているようで、そこで親しくなられた経営者の方
とのお話なども聴かせて戴き参考になりました。

この次またお会いできる日を愉しみにしています。
どうぞ、お元気で、また幼い頃の想い出の地へ
足を運んでみて下さい。

少しずつ町は変化していくかもしれませんが、
おそらく「吹野」は閉じるまでずっとこのままです。
「このまま」であり続けたいと思っています。

最後に「頑張りすぎないで~(^^)」のひと言・・・

       ありがとうございました~☆(^^)☆

 <お知らせ>
ご好評戴いている「セット」が新しくなりました~☆
スープが「ミネストローネ」から「ビシソワーズ」
じゃがいもの冷製スープに変わりました~☆
自家製ヨーグルトもトッピングが手作り苺ジャムになりました(^^)
             どうぞ よろしく~(^^)/
  

ほっこり~

  • 投稿日:
  • by

横田っ子さん、またまた「コメント」を有難うございました~(^^)
お言葉に励まされました~☆
横田っ子さんのように想って下さる方々がいらっしゃる限り
これからも頑張りたいと思いますので、応援宜しくお願いしますね~♪

ご質問の「ワイン」ですが、詳しくはないですが、好きですよ~(^^)
横田っ子さんの「ワインの話」聴かせて下さい~(^^)
連休はまたお仲間と自転車でサイクリングですか~?!

一昨日の休日返上営業の日は、独身の頃から来てくれていた子達が
それぞれに子供を連れて来てくれました。
そういう時、本当に大袈裟ではありますが吹野の「歴史」を感じます。

5歳のテルくんは、お母さんとお姉ちゃんが座ったボックスではなく、
カウンターに座る!と言い、ひとり私の前に陣取ると元気に
「ぶどうのじゅーすありますか~?!(^^)」と
自分のオーダーをちゃんと言えました(拍手)
そして、大好物の「珈琲シュガー」を少しずつ
お母さんから掌に乗せて貰うと、カリカリと
美味しそうな音を立てて食べていました。
あの頃、綺麗なお嬢さんだった女の子は、
いつの間にか、優しいお母さんになっていました。

午後に倉吉からやって来た男の子は、
その昔、お向かいにあるワンルームマンションに住む妹を心配して
ご両親と一緒に会いに来ていました。
とっても大人しい子で、あまりお話をしたことはなかったのですが、
ある日、彼女(現在の奥様)を連れて来た時に私が、
「お久し振りですね~♪お父さんやお母さんもお元気ですか~?!」
と声をかけたところ、私が彼の事を憶えていた事にとても驚いて、
でも、そのことがとても嬉しかったそうで、帰宅後嬉しそうに
ご両親にその報告をしたのだと、後にお母さんが話して下さいました。

そのYくんも、昨年6月にパパになり、
初めてその子供を連れて来てくれました(^^)
丸々と太ったパパにもママにも良く似た笑顔の良い女の子でした~☆

そのYくん、吹野の精算を終えた後、笑いながら
「実は今日お財布を忘れて来て、あと残り400円しかないんです(・・;)」
と呟かれた時には慌てましたが、本人達は至って平気で、
「駐車場代を払っても、あと300円残りますから大丈夫だと思います~(^^)」
などと暢気なことを言いながら帰って行きました。
もし足りなくなったら戻ってきますから~(^^)と言っていたけど、
戻ってこなかったら、無事に帰れたんでしょう~(^^)v

なんだか、如何にも吹野のお客さんっぽくっていいでしょう~(^^)

さて、今日はどんなお客様が「ほっこり」させて下さるでしょうか~☆

上海万博

  • 投稿日:
  • by

愈々大型連休が始まりました~☆

お天気も最高の好天となり、お出掛け日和となりました。

お客様に、連休の予定は?!と訊くと
殆どの方が、どこへ行っても混むから、自宅でゆっくり過ごす
という声が多く聞かれましたが、中には出雲まで3Dの映画を
観に行く~♪というお話も訊きました~☆
残念な事に米子には3Dを上映する映画館がないので、
出雲まで足を伸ばさなければならないのです!!
飛び出す「アリス」をお子さんと愉しんで来て下さいね~(^^)v

でも、この連休は海外へ~☆という方もいらっしゃるのではないでしょうか?!
中でも一番人気は、上海万博ですね~(^^)

過去には日本でも万博が開催されました。
太陽の塔でお馴染みの大阪万博と、記憶に新しい愛知万博があります。

が、その前に幻で終わった万博があったのをご存知でしょうか~?!

それは1940年に東京月島で開催される予定でした。
その開催を阻んだのは「戦争」でした。

会場となる用地も整い、入場券も既に発売されていました。
中央区築地と東京湾の埋立地月島を結ぶ可動橋「勝鬨橋」(かちどきばし)は、
この万博の為に作られたものだったのだそうです。

すでに発売されていた入場券を回収しようとしたそうですが、
戦争の混乱もあり、回収不能となったそうです。
仕方なく、万博は「無期延期」と発表し、いずれ開催される時に、
その入場券を使用できるいうことにしたのだそうです。

すると、実際大阪万博の時に、そのチケットで入場した人が
いらっしゃったそうなんです~☆
それだけではありません!!愛知万博でも、
そのチケットは使われていたそうです~!!

「物」は大切に保管しておくものですね~(^^)v
いつかは役に立つものです~☆☆

勝鬨橋は船舶の通過時に開閉する橋なのですが、
実は、一度も開いた事がない・・・というのも
驚きの事実!!でした(xx)!

連休初日の本日は、木曜日で普段は定休日ですが、
祝祭日と重なる場合は営業~☆ということで、
本日吹野は頑張って営業しております~(^^)/

皆様のご来店お待ちしています~(^^)