「第三回紫陽花寄席」

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天気予報では「雨」でしたが、朝のうちに上がり、
梅雨独特の蒸し暑さはありましたが、お天気となった
「紫陽花寄席」当日・・・

奈良から来て下さる桂まめださん御一行。
2時頃到着と伺っていたのですが、4時を過ぎても連絡もなく、
気の早いお客様はそろそろおみえになり始めたので、
4時半を過ぎた頃、痺れを切らし「今どのあたりですか~?!」
と、まめだ師匠にメールを送りました。
すると「もうつきます」と、いかにもまめださんらしい(^^)
返信があり、その通りすぐにご到着になりました(^^)v

何だか、その、おっとりとした感じ・・・がイイんです(^^)

さあ、それから急いで奥の大テーブルを「高座」へ変身させます~☆

ところがアクシデントが起きました!!
いつも持って来て戴いていた座布団と毛氈がない~!!

慌てて座布団はお隣に借りに行きましたが、
なかなか「毛氈」をお持ちのお宅はありません・・・

どうしたものかと頭を抱えていると、誰にも何も告げず、
す~っと姿を消した渡辺氏(飛鳥藍染織館館長)が数分後、
紅い布を手に、帰っていらっしゃいました~!(・・)!

何事も無かったようにその布は大テーブルに掛けられ、
即席の高座は無事形を整える事が出来ました~☆

そして、続々とお客様はおみえになり、いつも手伝ってくれる
スタッフ(友達)のお蔭で、開演に漕ぎ着けました(^^)v
いつも珈琲を運ぶお手伝いをしてくれる友人の娘は
浴衣で華やかさを添えてくれました~☆☆
若い女の子の浴衣姿というものは、なかなか良いものであります(^^)

そして6時、渡辺氏の司会進行で「紫陽花寄席」のはじまり はじまり~♪

先ずは東京落語の、春雨や落雷師匠の「親子酒」
年々腕を上げられ、昨年まではお医者様だったとは思えない程
もう安心して聴いていられる流暢なお噺です(^^)
後で「とってもやり易いイイお客様でした~(^^)と仰って下すったように
初めっからどっと笑いが起こり、好調な始まりとなりました(^^)v

店内に笑い声が響くと、ほっとします~☆

続いて、桂まめだ師匠の「まんじゅう怖い」です(^^)
まめだ師匠の持ち味は本題よりも「まくら」にあります。
○○と掛けまして、○○と解く・・・そのこころは?・・・
というあの「なぞかけ」が一番受けます(^^)v
どっと受けた時のそのリアクションがまた可笑しい~(^^)
そこで、ぎゅっとお客様のこころを掴む・・・
それがまめだ師匠の手法となっています(^^)v

今年もお二人が大いに盛り上げて下さって、
愉しい落語会が出来ました~☆☆

お客様お帰りの際は、握手攻めにあったまめだ師匠でした(^^)v
その中には、昨年に引き続き来てくれた中学生の男の子もいます☆
また、今回は珍しいきっかけでいらして下さったお客様がありました。
数日前、米子から奈良へ観光にいらした方が飛鳥藍染織館へ立ち寄られ、
そこで、渡辺氏が米子でのこの寄席の話をされると、
偶々吹野をご存知で、お出で下さったという方がありました。
本当に「ご縁」というのはどこにあるかわからないものです(^^)

というように、下は中学生から、上は80代の方まで、
幅広い層のお客様で大変賑わった「第三回紫陽花寄席」
お蔭さまで無事終了致しました(^^)/

終了後、す~っとお客様が急ぎ足でお帰りになったのは
サッカーワールドカップのオランダ戦のせいだったのでしょうか~?!