恐怖のスキーツアー!!

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寒気団が去り、漸く今日は少し気温が上がるという予報に、
連日使用していた使い切りのカイロを外せそうです(笑い)

全国各地雪で覆われた街並みがテレビに映し出されていましたが、
その中の一つの風景に私は思わず「懐かしい~♪」と
声をあげてしまいました!!

その場所とは、群馬県の草津スキー場☆!でした。
そして同時に笑いが込み上げて来ました(^^)

それは遥か昔に遡ります。
私がまだ東京の珈琲屋で修行時代の事・・・

スキー好きのマスターの元には やはりスキーが好きな
若者たちが集まって来るものです!!

そんなお客様と珈琲屋のスキーツアーが毎年行われていました。

上京した年はお留守番で残り、お店を開けていた私が
二年目はそのツアーに参加させてもらう事になりました♪
春には帰郷し、米子に自分の店を開店することになっていたので、
「想い出づくり」でもありました。

けれど、私は全くスキーが出来ません!!
小学校と中学校の時、学校から行くスキー教室に
参加した事があるだけで、全くの素人です!!

が、東京の人々は信じてくれません。
山陰といえば、雪国というイメージがある人々は、
きっと吹野さんはスキーが上手だと思い込んでいます(xx)
ダメダメ!!と言っても、謙遜しているとしか思ってもらえません!!

まあ、私としてはアフタースキーが愉しめればいいや~♪
という気持ちで、仲良くなったお客様の同年代女子と
お揃いのトレーナーなど買い揃え、ルンルンで出かけました。

夜行バス二台で出発した一行は、明け方に草津へ到着!!
朝食もそこそこに待ちきれないスキーヤー達はリフトへ♪♪

何故か私もその一団の中に引きずり込まれ、
ギャ~ギャ~騒ぎながらリフトに乗せられ、
草津スキー場の上級者コースの一番高いところに立たされていました(恐怖)

みんなが次々と滑り始め、スイスイと麓を目指して降りていく中、
私はここからどうやって麓に降りるのだろう~!!と途方に呉れました。
見下ろすと、あまりの高さに足が竦みます!!

すると、見かねた一人の紳士が、私を脇に抱え、
一緒に滑って降ろして下さったのです!!

きっと凄い腕前の人なんでしょう~☆
人を抱えて滑るなんて、なかなか出来る事ではないはずです!!

お蔭で、キャ~キャ~恐怖の奇声をあげながらも、
なんとか緩やかな地まで運んで戴きました。
その後当分その話題で、みんなにからかわれたのは言うまでもありません!!

夜の宴会では、その救世主の隣で、接待させて戴きました~♪♪

今、生きていられるのも、その方のお蔭ですから~☆

翌日は、みんなが俄か先生になって、
吹野さんは沢山の先生にご指導を受ける事になりました(笑い)

本当に愉しい想い出です☆★☆

あれから30年!!
草津スキー場は、あの時のまま・・・でした!!
ゲレンデの吹野さんの数え切れない尻餅のあとはもう消えていましたが、
「あそこから私は、縫いぐるみのように抱えられ、
あの麓までとてもスキーとは言えないような形で降りたんだな~(笑い)」
と感慨新たにしたのでした~☆♪

さて、ブログに写真を入れたいのに、パソコン操作が上手く出来ず、
梃子摺っているのを見かねて、めがねルームの八田氏が、
昨日、私が撮った写真をアップして下さいました~☆

「神在月」「土笛が来た道」「吹野のクリスマス」に写真が添えられています。
もう一度、遡って観てやって下さいませ~☆♪☆