弥生3月

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  ♪春は名のみの 風の寒さや♪

これは吉丸一昌作詞「早春賦」の一節ですが、
ほんとうにこの通りの今年の春です。
昨日は初夏の気温で今日は冬に逆戻り・・・
なんていう日の繰り返しという寒暖の差が
桜の開花を早め、もう東京では満開のところもあるようです。
米子でも日当たりの良い場所ではもう咲いています。
少し花見の計画を立て直さなければならなくなって
大慌ての方もいらっしゃるのではないでしょうか?!

そんな弥生3月も春分を過ぎました。

  エライモノです。
  弥生の声を聞くとに天地に暖気が充ち始めます。

これは5年程前の3月に戴いた手紙の書き出しです。
お守りのようにいつも鞄の中に入れて持ち歩いているので
封筒が擦り切れてしまっています。

どうしても冬は閉ざされたような気持ちになってしまいがちに。
それが3月になった途端に空も急に明るくなったように感じられ、
草木も芽吹き、気持ちも明るく、身も軽く
外へと飛び出したくなるような開放感がある弥生3月・・・

それがこの2行にうまく表現されていて
とても好きな文章です。

吹野には色々な写真や絵を飾っていますが、
ボックス席の一つに季節ごとに写真を架け替えている席があります。
アマチュアカメラマンの八田時彦氏の季節を切り取った作品を
お借りしているのです。
先日「冬の鳥取砂丘」から「菜の花と桜」になりました。
私がうっかりしていても、ちゃんと季節ごとに取り替えて下さり
とても助かっています(^^)

吹野は沢山の方に支えられて成り立っています。

21日には島根県立美術館に「のんびり雲」の写真展へ
行ってきました。
色々な体験学習をする生徒さんたちの姿や
取材する方々との楽しそうな対話のようすなどが撮影されていて
きっとこの経験は社会人となってから活かされるに違いない!!
と思いながら観せて戴きました。

珈琲屋吹野の写真の下で大塚先生と並んで記念撮影もして戴き
愉しい休日となりました(^^)