「神魂神社」

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昨日は節分でした。
節目らしく、それまでとはうって変わって、
春のようなポカポカ陽気の一日でした。
でも道路脇に積み上げられた雪はまだしっかり残っていて、
あの吹雪の日々が夢ではなかったと、物語っていました。

それは、そんな雪の降る日の出来事でした。
窓際にいらしたお客様の、会話の声が大きく、
聞くつもりは無くとも聞こえていました。

その会話の中に「カモス神社」という名が飛び交っていました。
男性が女性に松江のその神社の佇まいが良いので、
是非行ってみるようにと薦めていらっしゃるのでした(^^)

すると女性が「カモスってどんな字を書くんでしたっけ?」
と問われたのですが、男性は思い出せないようでした。
暫くしてから亦女性が
「カモスって神の魂って書くんじゃなかったですか~?!」
と問われたのですが、男性の方は「さあ~どうだったっけ~?」
という返事・・・
あまりお客様の会話に参加する主義ではないのですが、
その時は、思わず口を挟んでしまいました(^^)
「勝手に会話に参加して申し訳ないのですが、聞こえてしまったので、
 カモスは神様の魂で正解です!!(^^)」と・・・

「神魂」は、私もお気に入りの神社であり、
また、想い出深い場所でもありました。

数日後、その男性がまたお出でになりました。
以前から時々おみえ下さっているお客様だったそうですが、
会話を交わしたことはありませんでした。
その日はカウンターにお掛けになり、色々お話をされ、
出張が多いお仕事をなさっていた、というお話から
唐突に奈良の話になり、奈良で知り合った人の名前の中に
聞き覚えのある名前が登場しました!!
それは「紫陽花寄席」でもお世話になっている
飛鳥藍染織館の館長、渡辺氏の名前でした(^^)

そこで、私の長年の疑問が解けることになるのです!☆!

渡辺氏が当店においで下さる切っ掛けとなったのは、
当店のお客様が藍染織館へいらした時に、吹野のことを推奨して
下さったからなのですが、その方以外にも渡辺氏に吹野のことを
推薦して下さった方がいらっしゃると聞いていました。
奈良へ時々いらっしゃる米子の男性・・・という情報しか無く、
その人が誰なのか、ずっと解らずにいたのです。
それが、この男性であることが解ったのです!☆!

そして、「神魂神社」は、渡辺氏と出雲の神々を巡る旅で
訪ねた神社の中のひとつ・・・だったのです!(^^)!

「吹野」はこうして色々な人や物事が不思議に繋がるところ・・・
見えない糸で繋がれるところ・・・なんです(^^)!!

「神魂」が切っ掛けとなり、それから頻繁にいらして
下さるようになったこの方がまた、更なる出会いを齎して下さいました。

それは遥か遠い昔、まだ私が中学一年生だった頃
三年生だった憧れの先輩YHさん・・・
なんと、その人を連れて来て下さったのです!!

「懐かしい~☆」という感情しか湧かない私に
「な~んだ・・・ときめかないんだ~・・・」と
ガッカリさせてしまったのですが、仕方ありませんよね(^^)
あまりにも遠い昔で、薄れかけていた記憶では(・・;)
まだ青~い 青~い 春 の想い出でした(^^)vvv

私の「春」は、遠い遠い昔となりましたが、
季節の「春」は、だんだん近づいて来ているようです~☆♪☆
今日も暖かな一日になりそうで、嬉しいですね~(^^)v