トマトのジャム?!

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K君が初めて珈琲屋吹野へ来た時は、まだ高校生でした。
詰襟の学生服で通って来てくれていたのは、もう20年も前になります。

高校を卒業すると、大阪に就職したのですが、
数年後、家庭の事情で米子へ帰って来ていました。

そのK君が、久し振りに顔を見せてくれました。
10キロ太ったというその顔は昔よりふっくらとしていましたが、
恥ずかしそうに話すのは昔のままでした。

おばあちゃんとお父さんとお姉ちゃんの4人家族だったなあ~
なんて、K君が当時語ってくれた家庭の事情が、
私の記憶の中から甦って来ました。
未熟ながらも彼の悩みの相談を受けて語り合った日々が、
「思い出」という引き出しの中から、次々と取り出されてきます。

「ブレンド珈琲と、ジャムトーストをお願いします!!」
というオーダーを受け、熱い珈琲と、
できたてホヤホヤのジャムトーストを「どうぞ~」と並べると、
K君は、目をパチクリしています。そして、私が
「本日のジャムは、こちらが夏みかん、こちらがトマトのジャム
どちらも自家製で~す!!」と説明すると、
「ジャムって、苺だけじゃないんですね~☆!」と・・・

そうなんです☆!
昨年の夏から、手作りのジャムを始めたのです!!

きっかけは、戴いたたくさんの皮がはじけたトマトでした!
夏場は、雨の翌日晴天になると、前日の雨に濡れた皮が
お日様の陽射しの強さではじけてしまい、商品にならなくなるのだそうです。
それを大量に貰ったからと、おすそ分け戴いたのでした。

さて、この段ボール箱いっぱいのトマトをどうするか~と頭をひねり、
ジャムを思い立ったわけです!!
初めは自分用!!でした。
でも、あまりに美味しく出来上がったので、お客様に試食戴いたところ、
とっても美味しいとお褒めを戴いたので商品化に☆!

もちろん皆さんにご好評を戴き、トマトがジャムになるなんて!!と
驚かれる方もたくさんいらっしゃいました。
自分で言うのも何ですが、本当に美味しいんです!!☆☆☆
トマトが苦手!という方でも食べられるんですから!!

それから季節ごとに色々なジャムを作るようになりました。
そして、またトマトの季節がやって来ました。
去年の味を覚えていて下さり、「トマトジャム始まりましたか~?!」
と、お待ちかねのお客様もいらっしゃいました☆
嬉しいですね~☆

というわけで、K君も初めて食べるトマトジャムに舌鼓を打ち、
思わず話も弾み、珈琲のおかわりをして、
父の日のプレゼントを探しに出かけて行きました。

素敵なプレゼント、見つかったでしょうか☆♪☆