続 親孝行!

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気になっていたお二人が、新春早々ご来店下さいました。
「親孝行」の章で紹介させて戴いたあのお二人です。

店の前に車が止まり、何やら人の動く気配に
慌てて飛び出してみると、やはり旭さん親子でした。

相変わらず、お母さんを手際よく椅子に降ろすと
「車を置いてきます!」と言い残し出て行かれ
お母さんは静かに腰掛け待っていらっしゃいました。

数年前からパーキンソンという診断を受け
その治療をしながらも、お母さんの要望で
あちこち旅を続けていらしたようです。

「この間は金毘羅さんに行って来たんですよ!」
と、笑顔で息子さん。
「籠で・・・ですか?!」と問うと
「いえ、背負って です(笑い)」と仰り仰天!!
金毘羅さんの計らいで、途中までは車で、
後の残りを、背負って登られたのだそうです。

それほど険しいわけではありませんが、
階段の多い事で知られている名所です。
それも、奥の院まで!!

流石に奥の院の手前で、もうここまでにしようと
思われたそうですが、お母さんは心残りの様子で
ひとり、這ってでも上がろうという仕草をされるので
忍びなくお参りの決意をされたそうです。

よくもまあ、それだけの体力がお有りですね~と
感心する私に、「大学時代、ワンゲルに所属していて、
当時いつも30㌔くらいの荷物を背負って登山していたので
結構慣れているんですよ~!」と事も無げに仰る。

世のお父さんお母さん、将来を見据えたら
子供は是非山岳部に入れる事をお薦めします!!

そんな話を聞いていらっしゃるお母さんはその心強い息子さんに
珈琲とケーキを口へ運んでもらいながら、幸福そうな笑顔でした。

昨年ブログにお二人の事を書かせて戴いた事をお話したところ
早速そのブログにユーモアたっぷりのコメントを下さいました。
ありがとうございました!!

私も十年以上前になりますが、
金毘羅さんにお参りした事があります。
闘病中だった父を連れて行ったのですが、
残念ながら、旭さんのように
背負って登ってあげる事は出来ませんでした。
山門近くの土産物屋の長椅子に腰掛け、
私達がお参りし降りて来るのを待っていた
父の姿を、ふと、想い出していました。

旭さん、大変でしょうが、
これからもお母さんの笑顔を守ってあげて下さい。
「親孝行」心より応援しています!!