一枚の枯葉

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急に気温が下がり、慌てて暖房器具を引っ張り出した二日間の後、
今度は急に暖かくなり、9月の上旬の陽気となり、
まったくこの頃の気候の変動には振り回されます。

そんな日曜日、時々いらして下さる御婦人が、
丁度昼時におみえになり、いつものように
「シナモントースト」と「珈琲」のご注文を戴きました。

出来上がるまでの間、バッグから取り出された本を読んでいらっしゃいました。

焼き上がったアツアツのトーストと珈琲をお持ちすると、
テーブルの片隅に、綺麗に紅葉した木の葉が置かれていました。
私はそれが「栞」として使われているのではないかと察知しました!!

なので、「それは本物の木の葉ですよね~☆
とても綺麗なグラデーションに紅葉していますね~☆
それを『栞』にされるなんて、素敵~☆☆」と
とても素晴らしい発想に、思わず声を掛けてしまいました。

するとそのご婦人も、「そうなんです!」と宝物を自慢するように得意げに微笑むと
「先日散歩していましたら、この葉が落ちていたんです~♪
あんまり綺麗なので、思わず拾って持ち帰ったんですよ~(笑い)」と
散歩途中の思わぬ収穫を喜んでいらっしゃいました。

道端の初秋の落し物・・・

だれも気に止めることが無ければ、そのまま秋風と共に
何処かへ運ばれ朽ちるところだった「一枚の枯葉」が、
大切な本の一頁に挟まれ、その人の心を和ませている・・・

・・・・・・いいな~・・・・・・☆♪☆

私も素敵な落葉を探しに行きたくなりました!☆

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